7-1 化粧水の基本

ひぃのスキンケア講座

たっぷり水分補給して、みずみずしい肌に

洗顔後の肌は、乾きやすいから・・・
できるだけ素早く、化粧水でうるおいを

洗顔後の肌は、洗顔により汚れと一緒に、皮脂膜や角質層の中の保湿因子までも流れ出てしまっているため、とても無防備で乾きやすい状態となっています。だから化粧水をつけるタイミングは、できるだけ素早くが基本!肌が乾ききってしまわないうちに、一刻も早くうるおいを急速補給してあげましょう。
化粧水は、その多くが水分で、そこに保湿成分を加えてつくられています。洗顔後すぐに化粧水で肌を整えるのは、素早くうるおいを与えるためだけではなく、その後から使うアイテム(美容液や乳液など)の浸透を高めるためでもあります。たとえば乾いたスポンジに洗剤を含ませてもなかなか吸収しないのと同じように、乾いた肌に美容液や乳液をつけても浸透しにくいのです。水分をたっぷりと含んだ化粧水を付けることで、そのうるおいが道案内となり、美容液や乳液の浸透を助けます。ただし、最近では、洗顔後すぐにつけることで浸透力を高めるブースタータイプの美容液なども発売されているので、化粧水の基本はおさえながらも、アイテムごとの使用方法は、必ず説明書を読んで利用しましょう。

キメを整え、肌をしなやかにしてくれる
化粧水は、ケチらずたっぷりと

化粧水は、肌に水分を与えて、キメを整えるものや、毛穴をきゅっとひきしめるクールな感覚のものなど、目的や用途もさまざま。それぞれの商品の特性をしっかり吟味しながら、肌状態や目的に合わせて賢く使い分けましょう。
また、クレンジングでも洗顔でも、肌は極力こすらずやさしくと述べましたが、それは化粧水をつけるときも同様です。勢いをつけてつけるのではなく、ゆっくりやさしく、丁寧になじませていきましょう。手のひらを使う場合も、コットンの場合も、化粧水はケチらずたっぷりと。そして最後は、両手で肌を包み込むようにハンドプレスをすると、さらになじみがよくなります。

化粧水の正しいつけ方を覚えよう
洗顔の後に必ずつける化粧水。
でも、イマイチつけ方がわからず、効果を実感できない人も多いのでは?
正しい化粧水のつけ方を見直してみましょう。

コットンにたっぷりしみ込ませて、
乾燥するところを中心にパッティング

洗顔後、一番最初に肌に届ける水分が「化粧水」。たっぷりの化粧水をしみ込ませたコットンを使うことで肌への摩擦を防ぎ、肌に充分な水分を与えます。そして、乾燥しやすいところには、しっかりパッティングをしましょう。さらに化粧水が浸透していき、うるおいのある肌に。また、目の際や小鼻など細かいところは忘れがちな部分。乾燥の原因にもなるので、忘れずにたっぷりとつけてあげましょう。

Point

コットン全体に化粧水を浸らせて

コットンにはひたひたになるぐらい、化粧水をしみ込ませることがポイントです。

1.コットンを中指と薬指にのせて化粧水を含ませます。

2.全体にしみ込むように、コットンを重ねます。

3.コットン全体が化粧水でひたひたになるようにするのがポイント。

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