8-2 美容液の手順
美容液の塗り方を覚えよう
美容液を複数使う場合、順番に悩んでしまったら、美容液の粘度もしくは効かせたい部位によって決めるとよいでしょう。
複数の美容液を重ねる場合は、基本、粘度の低いものから
小ジワや乾燥などから肌をレスキューする保湿タイプ、気になるシミや、くすみのための美白タイプ、さらにはシワやたるみに働きかけるアンチエイジングタイプなど、美容液の用途はさまざまです。そのため、単体で使うのはもちろんのこと、悩みに合わせて、数種を重ねて使う場合も多いことと思います。その場合は、基本、粘度の低いものから順に肌に重ねていくと、浸透がスムーズにいくと覚えておきましょう。
また用途別では、届かせたい部位の深いものから先にぬります。たとえばシミに働きかける美容液とシワ対策のリフトアップ美容液では、シワ対策の美容液を先に。シワのリセットは真皮からですが、シミは真皮の上の表示にできるので、より深い部位のシワ対策美容液が先なのです。ただし、例外もあるため、使い順については、必ず説明書を読み、各メーカーの指示に従うこと。
使用料も、適量を使ってこそ効果が発揮できるように設計されているため、自己判断で量を調整するのではなく、説明書どおりの適量を守ることも大切なポイントです。
また美容液を重ねる場合は、ひとつひとつのアイテムごとにハンドプレスするひと手間を。美容液がじっくり肌の奥まで浸透し、効果を最大限に引き出します。
スキンケアの花形選手である美容液は、ライン使いを見極める、目安にも!
スキンケアブランドには、すべてのお手入れがそのブランドで完了するライン使いができるものも多く、同じラインでそろえることで、アイテム同士の相乗効果が期待できる場合も少なくありません。その場合、どのラインを選ぶかの目安に最適なのが美容液!成分をギュッと凝縮して配合されている美容液は、ブランドの実力を検証するにはぴったり。まず美容液をお試ししてみて満足できるようならば、そのラインも肌に合っている可能性が高いのです。
1.少量をおでこ、両ほお、あごの4点につける
美容液は乳液と違い、少量を手により、おでこ、両ほお、あごの4点につけます。
2.美容液は内側から外側にのばす
4点の場所において美容液は内側から外側にむかってのばしていきます。
3.目尻側も薬指を使って
全体にのばした後、残った美容液を年齢の出やすい目尻側に薬指を使ってのばして浸透させていきます。
4.ホウレイ線も塗りましょう
ホウレイ線も年齢の出やすいところ。おの部分も忘れずに軽くマッサージをする感じですり込んでおきましょう。