1-1 肌のなりたち

ひぃのスキンケア講座

肌を知れば、ずっと、もっと、キレイに

気温や湿度などの環境変化はもちろんのこと、寝不足やストレスなどにも反応してしまう肌。毎日のお手入れを的確に行うためにも、まず肌の仕組みを知ることが大切になってきます。

肌のしくみを知ることは、イコール、美しい肌への一番の近道に!

肌のなりたちを正しく知ることは、効く、効かせるお手入れ法を身につけるために欠かせません。たとえば、熱心にお手入れしているのに、「肌の調子が上向かない・・・」ということはありませんか?これは、今のお手入れが肌に合っていない証拠。肌の状態は一定ではなく、日々変化しています。温度や湿度など外的環境をはじめ、ホルモンバランスや生活習慣など、要因は本当にさまざま。肌は、ただやみくもにお手入れするだけでは、なかなか応えてくれないものなのです。また、肌のなりたちや機能を無視してしまうと、美しくなるためのお手入れが逆に、肌の負担となってしまうこともあるのです!
そのそも肌は、一枚の皮膚でできているわけではありません。私たちが唯一、直接見て触れることができる「臓器」であり、「外的環境から身体を守りながら、外的変化を知らせるセンサーとして働く」という大切な役割を担っているため、複雑な構造となっています。まずは、基本的な構造とその性質を知ることからはじめましょう。

Point

生物学的にみた肌の役割とは?
保護機能
体内環境を維持するため、水分の損失を防ぎ、外部環境からの刺激やダメージの侵入を防ぐ。
体温調節機能
発汗により、体温を調節。
分泌機能
皮脂を分泌することで皮脂膜をつくり、水分の蒸発を防ぎながら、肌表面の柔軟性を高めることで保護機能をサポート。
吸収機能
医薬品の成分などを経皮吸収することで、治療を補助。
センサー機能
温度や圧力などを触感で感知し、外部環境の状況を把握。

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