2-2 普通肌(ノーマルスキン)

ひぃのスキンケア講座

うっかり油断しがちな、肌タイプNo.1

皮脂&水分バランスのとれた肌だが、トラブルが少ないために、逆に油断しがち

普通肌は、皮脂腺の活動が適度で皮脂分泌が適量、かつ、肌の保湿状態が良好な、これといったトラブルのない状態の肌のことです。普通肌は、よくノーマルスキンと呼ばれますが、「正常な肌」という意味ではなく、皮脂&水分バランスのとれた、基礎体力が高めの肌だと理解すると良いでしょう。
普通肌は、洗顔後すぐに保湿しなくてもつっぱり感がなく、肌の印象は、キメが比較的細かく毛穴の目立ちもありません。これは、皮脂&水分量が適度である証拠です。そのためテカリやカサつきも少なく、ニキビもできにくい肌といえます。何も問題ない肌のようにも思えますが、普通肌、イコール理想肌というわけではありません。トラブルのない肌に安心してしまうことなく、スキンケアで常に微調整してあげましょう。というのも、普通肌の人は、トラブルが少ないがために、お手入れがおざなりになり、年齢を重ねてから急に肌トラブルに悩むことが多い肌質、No1でもあるからです。

普通肌でも季節によってオイリーや、ドライに変化します

肌は、季節や日々の体調によっても変化しています。基本的に普通肌の人は、春夏は少しオイリー傾向に。そして秋冬は、反対にドライに傾くことが多くなります。もちろん、もともとオイリー肌やドライ肌の人よりは、その度合いは軽くなりますが、ノーマルスキンだからといって安心するのでなく、季節に合わせて、お手入れを微調整していく術を身につけていきましょう。
特に保湿ケアは、「美肌の基本中の基本」となる大切なお手入れなので、手抜かりなく。というのも、普通肌の人が、夏場にオイリーに傾いてしまうと、テカリを気にするあまり、皮脂を取り去るケアは重点的に行うものの、保湿は忘れてしまうということになりがちです。しかし潤い不足は、時に、さらなる皮脂を呼び込んでしまうため、オイリーに傾いているときも、適度な保湿はキチンと心がけましょう。

肌の基礎体力が高いということは、肌のレベルアップも簡単ということ!

普通肌は、肌の基礎体力が比較的高いため、他の肌タイプに比べてトラブルケアの必要があまりありません。だからといって、ここで安心して手を抜いてしまうと、年齢を重ねたときに、シワやシミを鏡の中で見つけて愕然!ということにも・・・。そうならないためにも、日々のスキンケアはもちろんのこと、もって生まれた肌を、さらに美しくレベルアップするためのお手入れを積極的に取り入れてみましょう。
たとえば、マッサージやパックなどのスペシャルケアは、肌の基礎体力が高いだけに、他の肌タイプに比べて早く効果を感じることができるのも、この肌タイプの魅力です。
また、肌の基礎体力を低下させる、間違ったお手入れにはくれぐれご注意を。特に適度な摩擦は、肌を痛めバリア機能を壊してしまうため、せっかくの肌体力が低下しかねません。気を付けましょう。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る