6-1 洗顔の基本たっぷりの泡でやさしく、こすらない
肌を”素”の状態にもどす
洗顔の基本
肌にいらないものを、キッチリ落とす。
洗顔は、スキンケアの「基本」です
肌の中でも、顔は粉じんなどの空気中の汚れに24時間さらされています。また、皮脂腺が発達しているため、これに皮脂や汗、古い角質などが混ざり合うため、放置しておくと、雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化して、ニキビや肌あれがおこりやすくなってしまいます。だからこそ、洗顔で、肌を清潔な素の状態にもどしてあげる必要があるのです。洗顔がおろそかだと、肌にいらないものが残ったままに。すると、いくら次から行う「与える」お手入れを頑張っても、肌は応えてくれません。そう、洗顔は「スキンケアの基本」ともいえるとても大切なステップなのです。
皮脂や余分な角質などの肌の汚れは、水だけではなく、基本は、朝夕とも洗顔料を使います。
メイクした日や日焼け止めだけ使った日は、「クレンジング+洗顔」でダブル洗顔を行いましょう。
泡のパワーを最大限に引き出すために
洗顔料の泡立ては、しっかり!
洗顔料の種類は、固形、フォーム、パウダーなどさまざまですが、共通して大切なのは、しっかりと泡立てることです。泡立ての目安は、手のひらに泡立てた泡をとって、その手のひらを裏返しても泡が落ちないぐらいまで、もっちりとしたキメ細かな泡を作りましょう。このとき泡立てネットなど便利グッズを利用するのも賢い方法ですが、濡れたままで放置してしまうと雑菌が繁殖してしまうこともあるので、くれぐれも注意してください。
洗顔は、まず顔全体をぬるま湯で予洗いしたあと、しっかりと泡立てた泡を肌の上でコロコロと転がすイメージでやさしく。手でこすって洗うのは肌を傷める原因になるため、絶対に止めましょう。泡には、汚れを付着する効果があり、ゴシゴシと洗わなくても、泡を転がすだけでキチンと落とせます。すすぎは、フェイスラインの際などの洗い残しに注意しながら、ぬるつきがなくなるまでしっかりと。また、泡を洗い流す際のお湯の温度は、34~36℃の体温より低いぐらいのぬるま湯で。温度の高いお湯は、皮脂を取りすぎて乾燥を呼び込む原因になってしまいます。
正しい洗顔方法をおぼえよう
みなさんは正しい洗顔方法をしっていますか?洗顔は毎日のものです。
まちがった方法は何年後かのお肌に影響してしまうかもしれません。
今一度、基本を見直してみましょう。
洗顔は泡が命。
泡で洗うような気持ちで
ら旋を描きながら洗って
汚れをしっかり落とそうとしすぎるあまり、石けんをつけてゴシゴシあらっていませんか?汚れは落ちている気がしても、摩擦を与えると肌が傷んでしまいます。また、フォームを直接肌にのせて、そ上で泡出てるのは絶対にNG!なんといっても洗顔のポイントは「泡」。泡は手と顔の間でクッションの役目を果たすので肌をこすることなく、やさしい洗顔ができるのです。そして、汚れを浮かせた泡はきれいに洗い流すこと。洗顔料が残っていると肌あれの原因になるため、特にはえぎわやもみあげ、耳の横はすすぎ残しのないように念入りに洗い流しましょう。
Point
■とにかく泡立てること
泡立てネットを使うと、手軽に洗顔料を泡立てることができます。キメ細やかな泡をつくりましょう。
1.水に泡立てネットを浸します。 2.石けんまたは洗顔料を付けて、水を加えてこすりながら泡をつくります。 3.泡立てネットにできた泡を手のひらにのせます。 |